寒いせいか空気が乾燥したせいか、口角炎・口唇炎でつらい。
鳴潮 2.1 の事前ダウンロードをやったのだが、数日前に 2.0 をダウンロードしたときよりサイズが大きい!? Reddit によると、asset を多数のファイルとして管理する Unity を使っている原神は差分ダウンロードできるが、鳴潮は asset を少数の巨大ファイルに固める Unreal Engine を使っているので差分ダウンロードができず、全部入れ替えになるらしい。これはつらい。
daf の落とし穴
Rocky Linux でパッケージを更新しようとしたら多量の conflicts が発生したので、2 時間くらいかけて調査した。
RHEL 系 OS には CRB という開発者向けパッケージ群を提供する repository がある。やっかいなことに、本体は baseos や appstream などの repository が提供しているが、その特定バージョンに依存する関連パッケージ (*-devel とか) が CRB にしかないケースがある。パッケージがどの repository に由来するかは dnf whatprovides
で確認できる。現在無効にされている repository も含めて検索するには、https://pkgs.org が便利である。
当該マシンは、納品時から CRB repo に由来する BLAS 等がインストールされていたのだが、なぜかパッケージインストール後に CRB repo 自体は無効化されていた。そのため、baseos や appstream にあるパッケージが更新されようとしているにもかかわらず、それに対応する *-devel 等が出自不明となっていて更新できず、大量の conflicts が発生していた。
dnf config-manager --set-enabled crb
として CRB を有効にしてから更新をかければ、conflicts が生じなくなった。
現在有効になっている repository は
dnf repolist --enabled
で確認できる。また、
dnf repo-packages crb list --installed
で CRB に由来するパッケージを確認できる。
なお、Gemini 2.0 Thinking Experimental に相談したが、調査のヒントとなるコマンドは教えてくれたが、「パッケージ提供元の repository が無効になっている」という根本原因は提示してくれなかった。
読んだ
- PC watch "複雑怪奇な Core Ultra シリーズを理解する"
ほんと複雑だしチグハグ。記事にもあるが、高性能 NPU や Xe2 搭載が 200V series (Lunar Lake) だけになった点が残念だし、200U シリーズが Arrow Lake なのに Redwood Cove + Crestmont という実質 Meteor Lake なのも解せぬ。