当たり前のことしか書いていないが、下書きに眠っていたので公開しておく。
行列の計算で、成分を顕わに書き出したいときがある。
まず
が鉄則。
行列が 3 つ以上並んだときも、隣り合う添字同士がペアになり、あぶれた両端の添字が外に出てくる。
転置があるときは、そこだけ添字が逆転する。
ここでは、和に関わる変数を i, j, k, ... とし、そうでないものを s, t, u, ... とした。
のような一見ぎょっとするやつが来たときも、まずは型があっているかを確認しよう。
で辻褄があっている。
次に、この成分を展開してみる。縦ベクトルは (n, 1) 行列、その転置である横ベクトルは (1, n) 行列だと思って考える。
となる。