2024-11-02 (Sat)

食後、猛烈な土砂降りだったので、少し時間をずらして戻ってきたが、それでも傘の骨が曲がってしまったorz。一時間後の今はすっかり収まっている。もう 1 時間待つべきだったかもしれない。

夕食を買いに出かけた時は、雨もやんで、暖かかった。

LLM は漢字の部品検索が苦手かも

「塤」という文字について知りたかったので、"「損」という漢字の左側を「土」に変えた文字は何ですか?" と ChatGPT に訊いたら「埋」だというので、"右側は「里」ではなくて「員」です"と指摘したら今度は「墳」に。"まだ違います。「土員」を一文字にしたものです"と言っても、「執」。全然ダメ。諦めて "「塤」はどういう意味ですか?"と訊いたら、「塤音」や「塤石」なる熟語を提示してきたが、陶器で出来たオカリナのような楽器という説明はついぞ出てこなかった。こういうのはトークンベースの LLM の限界だなあ。

メカ娘萌え

自分の正体を隠しているメカ娘の喉のスピーカーが壊れて雑音まじりの発声しかできなくなってしまい、スマホBluetooth で接続して、自分の音声出力先を内蔵スピーカーからスマホに切り替え、胸ポケットに入れたスピーカーから声を出して誤魔化すという展開が突然湧いてきて、萌えてニヤニヤしてるw 機械の体がコンプレックスなので、普段、自分の設定画面を見ないようにしてるのに、仕方がないから設定画面を開いて、自分の内蔵スピーカをミュートにして外部のスピーカに切り替える設定して、「あー、私の声って、ただの音声出力なんだなあ」って実感して悲しんでるのとか、すごく萌える。

ChatGPT や Gemini にこの設定と展開を伝えて、さらに膨らませてくださいとお願いするのも楽しい。ただ、体が機械で出来てるって設定してるのに、不安で心臓がドキドキするとか汗をかくみたいな描写を入れてくるのは大減点。指摘しても繰り返しやってくる。

今朝、起きがけに布団の中でぼんやりしていたら突然降ってきたんだけど、これ、どこかで見たのを思い出してるだけなのかな。プリンセス・プリンシパルのベアトリスは喉が機械だけど、全身機械じゃないし。

読んだ

  • BBC "Path to 270: The states Harris and Trump need to win"
    残念なことに、間接民主制では全ての争点で自分の考えと一致する候補者がいることはめったにない。ましてや、アメリカのような二大政党制の元で大統領を選ぶ場合は絶望的である。となると、有権者はいくつかの争点では妥協して、自分の考えに反する候補者を選択せざるをえない。社会保障の充実と減税のように原理的に両立させるのが難しい政策はしかたないが、人権問題など本来独立に選択できるはずの事柄も政党のイデオロギーによって抱き合わせにされる。そして、そういうイデオロギー的なことこそ人々は強い信念を持っていて、時には不合理とも思えるような選択をするのだろう。例えば、「イスラエルなんて海外のことに税金を使ってほしくないけれど、民主党の woke なところはどうしても虫が好かないから、共和党に入れる」とか。

  • BBC "'We were just trying to get it to work': The failure that started the internet"
    ARPANET に最初のメッセージが送られてから 55 年らしい。最初のメッセージとして LOGIN の冒頭の L, O まで送ったところで、相手方でエラーが発生し、エラーメッセージが返送されたが、通信速度(40 kbps)が当時の通信回線(80 bps)より圧倒的に速かったため 80 bps しか想定していなかったバッファが溢れてしまいクラッシュしたという。

  • BBC "Swapped at birth: How two women discovered they weren’t who they thought they were"
    出生時の取り違いが何十年もしてから発覚したケース。遺伝的な identity ってそんなに大事なのかしら。今回の件は、片方は親が離婚して貧困家庭であったとのことで、「取り違いがなければ本来はもっと違う人生だったはずなのに」という思いがあるのかもしれないけれど、「本来は」ってのもなんか不思議な話で、「自分がお姫様だったら」というのと本質的には連続した問題だという。こういう事故・被災・障害も含めて運というか。もちろん、運に振り回されるのはよくないので、人間は繁殖すべきではない定期。

  • CNN "A woman died after being told it would be a ‘crime’ to intervene in her miscarriage at a Texas hospital"
    (産科学に詳しくないから用語が変かもしれない)妊娠 17 週で子宮口開大して羊水量が減少し、流産が切迫している状態であるものの、人工妊娠中絶が禁止されている州なので胎児の心拍が停止するまで介入できず、結果として敗血症を来して母子ともに死亡した症例。