デートの服装を悩む女の子
男女の恋愛物のアニメでヒロインがデートに着ていく服に悩んでいるシーンを見ても、くだらない事で悩んでるなあと共感できないでいたのだが、百合アニメ(最近だと「ささやくように恋を唄う」)だと、尊いってなるの謎。幼馴染とか姉とかが、「その服いいじゃない?」「かわいいよ」って励ますのも良い。でも、それと同時に、ああいう服、一式で 2 万円とかする(下手したらもっと?)のを考えると、そういうリソースは別のことに使って欲しいかなあという気もしてしまう。
あと、制服がない学校の生徒向けに、「なんちゃって制服」というブレザーとかセーラー服とか制服っぽいデザインの服があるらしいが、そういう学校に通って、今日はどれで行こうとか考えたり、「そのスカート短すぎない?」「このくらい普通だって〜」みたいな会話するのすごく憧れる(TS 転生系なろう小説中毒)。
Intel WiFi chip の Access Point モード
Intel の最近の WiFi chip では、AP モードが 2 GHz 帯でしか使えないとされている。その理由として、LAR (location aware regulatory) が失敗 して、2 GHz 帯しか使えない、一番無難な地域設定 00 が適用されてしまうからだとされている。古いバージョンの Linux の iwlwifi モジュールでは lar_disable=1
というオプションがあったが、これは除去された。
自分の端末 (Intel Wi-Fi 7) で調べたところ、iw reg get
によるとチップ自体の LAR はきちんと動作していて phy#1 (self-managed) country JP: DFS-UNSET
となっていた。self-managed というのはチップが自分で規制情報を管理していて、OS (ユーザ) からの設定を受け付けないという意味である。ここでは 5/6 GHz 帯は定義されているものの、PASSIVE-SCAN
フラグが立ってしまっている。一方、システム全体のほうは global country 00: DFS-UNSET
となっていたので、sudo iw reg set JP
とした。そうしたら、global のほうの PASSIVE-SCAN
フラグが外れた。これは Linux kernel の持っている日本の規制情報が読み込まれたことを意味しており、country JP できちんと 5/6 GHz 帯が定義されている。ところが、iw list
で見ると、5/6 GHz 帯は全て no IR
フラグが立っており、自分からは通信を開始できないことになっている。これは、global と phy #1 のうち、より制限の厳しいほうが適用されているからだ。その結果、既存の AP に対して接続することはでき、実際十分な速度が出るが、AP としては動作できないことになる。
以上をまとめると、5/6 GHz 帯で AP モードが動作しない理由は、最初のページの記載にあるように LAR が正しく地域を認識できないためではなく、チップ自体が持っている規制情報が電波法の要請よりも厳しくなっており、PASSIVE-SCAN
= no IR フラグを立てているからだと考えられる。Intel "Do Intel® Wireless Adapters Support Master or AP Mode?" ではっきり AP モードには非対応と書いているくらいなので、意図的なものかもしれない。残念ながら、この規制情報は Intel の提供するファームウェアの binary blob (.pnvm ファイル)にハードコードされており、ユーザからはいじりようがない(し、いじってはいけない)。
読んだ
PC watch "Microsoft、Windows 次世代 AI PC の要件を策定"
現時点では Intel にも AMD にも対応チップがない 40 TOPS 以上の NPU を本当に要件にしやがった。電力効率面で要求してくるのは理解できるが、代わりに GPU とかで同等の演算能力を持っていても Copilot のローカル実行は拒否するんだろうか。
なお、Apple M4 ですら 38 TOPS らしい。PC watch "16 型だけど 1.28 kg しかない軽量ノート。大画面モバイルしたい人に推したい 1 台~パソコン工房「SENSE-16FH129-U7-UH2X"
dGPU もなくて明らかにゲーム向けではないんだから、165 Hz のリフレッシュレートにするよりも、解像度を上げてほしかった。16 インチで 1980 x 1200 ドットは荒すぎる。窓の杜 "20 年前の CPU だから、もういいよね……「Microsoft Edge 126」で SSE3 がサポート終了へ"
SSE3 命令を搭載していない CPU を切り捨てる、つまり、SSE3 命令を必須にするという意味だから、「SSE3 がサポート終了」はおかしいのでは。PC watch "Intel の新 CPU「Lunar Lake」は、「これまでの x86 プロセッサであり得なかったような電力効率」"
P core は Lion Lake、E core は Skymont というものになるらしい。SoM (System on Memory) になって、メモリを増設できないのは気に入らない。とりとしては、バッテリの持ちよりは負荷時の発熱(とファンの音)のほうが気になるので、アイドル時の消費電力軽減はそれほど魅力に感じない。パフォーマンスノートやデスクトップ向けの Arrow Lake のほうが興味深いかな。それから、比較対象は Snapdragon X Elite にすべきであって、前世代の Snapdragon 8cx Gen 3 と比較して勝ってもしょうがないのでは。PC watch "「Copilot+ PC」のローンチパートナーが Qualcomm になった背景"
Microsoft は Copilot に全力投球のようだが、とりはその機能に魅力をまったく感じなかった。そんな機能のために Snapdragon X Elite 搭載機のリリースを半年以上も遅らせたのは悪印象。Qualcomm "Upstreaming Linux kernel support for the Snapdragon X Elite"
Apple M シリーズと違って、きちんと Linux に対応する気があるようで良かった。- DCVS: Dynamic clock voltage scaling
"Enabling Linux Support with Upstream Kernel on Snapdragon X1 Elite SoCs"
"Shipping Multiple Devicetrees: How to Identify Which DTB Is for My Board"
ReadyNAS に Debian 入れるときに Device Tree Blob (DTB) をカーネルに連結するのをやったことがあるけど、このあたり、今でもすっきりしてないのか。