DIALS の conda を更新
dials.export
が Error: can't set attribute
で動かなくなったので conda 環境が古いせいかなと思って bootstrap.py base
したら
Out of memory allocating 18446744071562068032*24 bytes! Process failed with return code -6
という訳のわからないエラーになった。
"Updating a development environment" にあるように、
conda install --file modules/dials/.conda-envs/linux.txt
で更新できた。なお、実際 conda 環境中の gemmi
の古さが dials.export
エラーの原因だった。
読んだ
PC watch "Core Ultra で 2024 年の PC 業界のトレンドとなる「AI PC」、その現在地と未来"
NPC の性能が表になっていてよかった。現状で 10 TOPS 台、来年中に 50 TOPS 以上という。NPU は計算性能より電力効率を優先しているので目的が違うが、ハイエンド GPU は NVIDIA の whitepaper によると 4090 上の OFA (Optical Flow Analysis) で 305 TOPS らしい。
とりとしては、AI をローカルで実行することは素晴らしいものの、本格的な LLM はモデルサイズ的にも計算量的にもどっちみち厳しいし、モデルアーキテクチャに本質的な改善(例えば transformer やめて RWKV にするとか)がないとクライアントでできることは限られていると思っている。PC watch "米中 SSD の耐久対決、3 カ月書き続けてついに決着。勝ったのは……"
差はついたものの、実用上はどちらも十分という感じかな。ただ、10 GB 書いては消しての繰り返しなので、空き容量が常に大きい状態で実施している、つまりブロックの割当の自由度が高く、SSD にとってかなり優しい条件でやっている点は注意が必要。あと、こんな謎ツールじゃなくて Linux 上でdd
とsmartctl
でやれば、SMART 情報が変化したタイミングを正確につかめるのに。