2023-12-13 (Wed)

バグ

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メカ娘 SF にありがちな表現を現実で目にした。英語圏の小説ではアンドロイドがバグって音声が引き伸ばされたりどもってる様子を、こう表現することが多い。

複数プロセスが一気にエラーを吐いたせいだが、普通はバッファ単位で書き出されるから一文字ごとに入り混じるのを見たのは初めて。このコードは内部でバッファリングを無効にしてたのかしら。

誤訳

英語圏向けの漢文入門を見てたら、訳が間違ってる。史記・滑稽列伝より、「數使諸侯,未嘗屈辱」は「數(しばしば)諸侯に使ひして、未だ嘗て辱に屈せず」なので、「一度も辱められなかった」はずなのに、英訳は "being humiliated on more than one occasion" と逆になっている。

中国人の同僚と Google Bards に確認したが、どちらも同意見。Google Bards、漢文も分かるということに驚いた。単語や文全体の意味は正しく把握していたし、淳于髠について他のエピソードも紹介してくれたが、「訓読して」とか「書き下し文にして」と言っても、現代日本語にしてしまう傾向があった。

なお、この後の部分で「隠」という語が「謎掛け」という意味で使われている。萌典ならきちんとそう出ているが、日本人向けの簡単な漢和辞典では出ていない

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