2023-11-06 (Mon)

横幅を広げた

はてなのカスタム CSS

.entry-content { max-width: 90%;}

として、横幅を広げた。ただし、もっと上のコンテナでも widthmax-width が設定されているので、いくらでも広がるわけではない。

中世イギリス封建制における身分

(調べかけなので、おそらくいろいろ間違っている)

ノルマン・コンクエスト後の中世英国封建制(feudalism)における土地所有や農民の身分について、アンドレ・モロワの英国史で興味をもったので調べた。

基本的に土地は国王(や領主?)のもので、兵士を供出するとか、領主の土地も耕す(労役の提供)といった義務の代わりに使用権(land tenure)をもらうという仕組みだったようだ。Mesne lord (ミーンと発音)とは、臣下 vassal に自分の土地を貸すけど、その土地自体はさらに上位者から貸し出されてるような、中請けみたいな存在。こういう土地を国王から荘園領主荘園領主から臣下、最終的に農奴にまでどんどん又貸ししていく仕組みを infeudations and subinfeudations というようだ。後者は土地分割を伴う場合なのかな。

  • allodial: 土地などの所有権が無期であること
  • folkland と bookland: 慣習的に先祖代々受け継がれていた土地と、領主から授与された土地
  • fealty = loyality: 忠誠
  • alienation: 所有権の譲渡。農奴が土地を離れてはいけないのは知ってたけど、それ以外の土地所有者も、土地を分割したり売買してはいけなくて、違反すると土地を没収されたりしたようだ。

土地に縛り付けられていて移動の自由がない存在の総称が農奴(serf)であって、自由民と対比される。義務の軽重や使える土地の大小に差があって、villein がわりと上のほう、cottarbordar は下のほうらしい。

一方、自由民の方も作物などで納税する義務はあるわけで、そういうのを socage と呼んだらしい。

読んだ

見た

  • 「SHY」5 話、「予後」という言葉の使い方に違和感。「予後を見に来たの」「予後が気になるから」といった表現が出てくるが、この場合は「予後」ではなくて「経過」が適切ではないか? 予後 prognosis は、現時点における情報に基づいた将来の予測の意味であって、実際の経過という意味では使わない印象がある。あと、義足の膝関節を支えなしにぐっと伸ばしてから曲げるシーンがあるけど、(フィクション的な謎技術がなければ)そういう挙動は不可能だと思う。