数日前から顎が不穏。顎関節症が再発するといけないので、ベッドで本を読む時は、横向きにならず、真上を向くようにはしているのだけれど、どうもよろしくない。昨日は下肢の myotonia もやや強く、いつもの母趾外転筋や腓腹筋だけでなく、半膜様筋または半腱様筋(同定できていない)まで意図的に強直させることができた。
ルネサンス期の文章を読んだせいで、「それなしには我々の存在がありえなかったであるようなお方(=造物主)」とか「我々が流され決して抗うことのできない力(=運命)」みたいな回りくどい表現が翻訳文体で頭の中に無限に発生し続けている……
CODH のくずし字データベース検索が大変便利である。東京大学史料編纂所の電子くずし字字典データベースというものもあり、こちらは類似した文字を提示する機能もあるが、ライセンスが不自由。
「耐える」「堪える」は文語ではハ行下二段活用なので「耐ふ」「耐へず」だが、「絶える」はヤ行下二段活用なので「絶ゆ」「絶えず」。
読んだ
- ハーメルンで「帝冠諸邦の計算屋」 を読んでいる。
あいかわらず下調べの深さがすごいけど、とりとしては、現実の歴史に引っ張られすぎないようにしてほしいとも思う。
これを通じて、気温の変化による内部の気体の体積変化を駆動力として 150 年以上動いている Beverly Clock という面白いものを知った。さらに、その記事から、1840 年に購入されて以来ずっと鳴っている Oxford Electric Bell という装置も知った。どちらも一時的に停止したことはあるが、重りの巻き上げや充電は受けていないという。なにこれ萌える。あと NandGame という論理回路を組み立てる教育的ゲームも知った。