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昨夜は 25 度くらいまで気温が下がったらしく、風が涼しかった。扇風機もタイマーで止めて寝た。ただし、5 時ごろに外でなにか動物が争う音がして(夢かもしれないけど)、目が醒めてしまった。

仕事場の冷房も、昨日の夕方から止めた。

読んだ

• CNN "Opinion: The ‘rising superpower’ myth about China"
  短期的には脅威だが、長期的には人口減少や経済失速などのため力を失うのではないかという意外な見方。

  • fizzle: 力を失ってしおれる
  • flag: (同上)

• BBC "The CEOs drawing a hard line on return-to-office policies"
  完全に出社しろと言っているのではなくて、少なくとも週に 2, 3 日、決まった日には出社しなさいというポリシーが増えつつあるらしい。それなりに妥当性はあると思うけど、職務内容に基づいてその意味がない場合にも一律に出てこいと言ってるなら邪悪。あと、たまにであれ出社するとなると、結局、大都市周辺に住むことになるよね……

• PC watch "国内初「UPnP IPv6」対応でゲームの遅延低減。NECルーターに新ファーム"
  IPv6 ならアドレス変換は不要なはずで、後は Stateful Packet Inspection だけが問題だが、UDP なら通常の port punching 手法で穴が空くんじゃないの? なんで特別なことが必要なんだろう。

• 窓の杜 "社団法人の電子公告が「Telnet」で行われる珍事発生、早速「Tera Term」で読んでみる"
  「もはやセキュリティ的にはあり得ませんが、「ftp://」でもいいのかな」というのが理解できない。暗号化されていないという点で Telnet と同等だろう。

• 窓の杜 "話題の「Telnet」電子公告、「平文やんけ」という指摘に応えて「over SSL」版を追加"
  パスワードや個人情報を送るわけでもないシステムについても平文だって叩く風潮はおかしいと思う。もちろん、改竄リスクはあるわけだが、BGP hijack 攻撃があれば SSL 証明書も信用できないと反論されている。ところで、このサーバ、文体や主張からして登大遊さんっぽさがあり、実際ドメインも open.ad.jp 下にあるわけだが、運営者は別の Hirotaka Nakajima さんっぽい?
  いずれにせよ、この古のパソコン通信っぽさから、レトロ PC や OS でアクセスしている人たちが盛り上がっている。Windows 3.1 + TeraTerm, Windows NT 3.51, PC-9821 Lavie, PC-9821Na12, X68000XVIなど。

• 窓の杜 「“SUM()” 関数を独語版「Excel」で使うには……行き過ぎたローカライズの悲劇に終止符を打つアドインが “Microsoft Garage” から登場」
  これはやっちゃいけない翻訳だろうと思ったが、フランスみたいな言語ナショナリズムを推進してる国だと、法的要請だったりするのかしら。

• 窓の杜 "【緊急提言】アプリ名の過剰なローカライズはやめてくれ……検索・起動しにくい!!"
  こういうことが起きるし、日本語環境にするメリットがない。

• 窓の杜 "細切れに利用している PC は「Windows Update」を確実に受け取れないかも"
  裏でこっそり更新されるほうが気持ち悪いので、許せる気持ちのときに手動で更新ボタンを押している。

• "Turbo 8 is dropping TypeScript"
  Turbo というとりさんは使ったことがない Javascript のライブラリが型付け情報を消す(TypeScript をやめる)と宣言。とりは型付けが嫌いなので共感できる。

• "Open source hooliganism and the TypeScript meltdown"
  ところが、これに反発した TypeScript 原理主義者("dogmatic crusaders")が GitHub issues に押しかけてきて荒らしみたいなことをやりはじめた。これは邪悪。文句あるなら fork して revert すればいいじゃん。

  • tirade: 長い非難演説
  • denigration: (理不尽な)糾弾
  • animosity: 強い敵意
  • parable: 寓話

• "Programming types and mindsets"
  「型付けの良さや必要性が分からんやつは馬鹿だ」みたいな論調が dominant になってきてるのつらい。複数人で何万行ものコードを構築する場合と、一人でせいぜい数百行のコードを書く場合で求められるものも変わってくるだろうけど、どういう場合についての議論なのか、前提を明らかにしないでコメントする人が多いのも厳しい。
  結局、Ruby の matz の昔の発言と、それについているコメント(1, 2)がすべてだと思うね。一点モノの art としてではなくて、工業的大量生産物としての大規模プログラムを機械的にゴリゴリ作りたい人たちにとっては型付けが非常に重要なのかなと思う。一方で、後者のようなケースにおいても型付けってそんなに有用なのかなという疑問は当然あるし、matz も発言している。
  Go To statement considered harmful とか test driven development といったものの普及過程においても同様の対立があったのかは興味深い。

• Science "Should beetles be named after Adolf Hitler?"
  この手のことで熱くなってる人、まったく理解できない。だって、名前は単なる名前でしょ。たかが音でどうして offend されたと感じるの? GitHub のデフォルト branch 名を master から main に変えさせたりとかさ、そういう運動には共感しない。
  After all, names are just symbols and codes pointing to a species. Whatever their etymology, the CURRENT role is only to point an object. Why do some people feel so offended? I don't really understand... I also don't sympathize with the calls to cull the "master/slave" terminology from technical documents. It is not referring to any human or justifying enslavement of any human. Why is it considered so bad?

• WIRED "Tech Confronts Its Use of the Labels ‘Master’ and ‘Slave’"
  賛否両論。

• 'Do not rename the default branch from "master" to "main"'
  反対意見。

• "On Redis master-slave terminology"
  自分の考えに近い。

• "ネイティブっぽい英語ではなく分かりやすい英語を喋ろうと思った"
  同感。とりさんとしては、やはり BBC のアナウンサみたいなハキハキした RP が理想で、ネイティブ同士の日常会話に見られる崩れを(聞いて理解できたほうがいいけど)自分が発声できるようになる必要はないと思っている。この人がやっている"ホロライブ EN で学ぶ英語の音声変化"シリーズでも、ネイティブのように強く音声変化した発音をする必要はないって言ってるのに、そうしないといけないって勘違いしてるコメントが散見され残念。