College の食事

今日は初めて college で昼食を食べてみた。日本の大学生協とは雰囲気が全然違って、長テーブルにぎっしり一緒に座るスタイル。カレッジによっては、学生とフェロー(教授とか研究員とか)を別々に座らせるところもあるそうだが、私のカレッジは距離を隔てないのがモットー。まだ学期前ということもあって、たくさんのフェローの間に学生が点在するという具合だった。

一つのテーブルに向かっているとはいっても、隣接する2,3人ごとに会話をしているので、やはり知人同士で話しているのかなと思っていたら、隣にいた教授らしい見た目の人が話かけてきた。ひとりはユダヤ文化、もうひとりは18世紀のドイツ文学の専門家だった。名前と出身、研究テーマ、所属する学科を紹介するという流れは、週末の留学生新歓イベントで何度も繰り返したのでスムーズに進む。しかしそこからが問題で、相手が理数系ならまだなんとかなるが、文系だとどんな話題を振っていいのか分からない。一対一に話すならともかく、3人以上になって、自分を除く2人が比較的高度な会話をしていると、どう話に入っていっていいのか分からない。せっかく相手から話しかけてきたのに、自己紹介以上のやりとりはできなかったのが残念である。英語力の問題はもちろんだが、同じことを日本語でやろうとしてもある程度は苦労すると思うので、こういう場でのコミュニケーション・スキルの問題も大きい。少しずつ慣れないと。

食べ物自体は、4.5ポンドくらいで、スープとメインディッシュのセット。メインディッシュは、ラム肉の肉団子(直径5cm くらい)が3つとポテトが載っていて、そこにサラダを好きなだけ盛り付ける形式である。