Ubuntu 22.04 LTS on Gigabyte Aero16 OLED
昨日挙げた不満点の多くが解決できた。
"Cursor flickers on primary display when fractional scaling is enable for dual monitors on Ubuntu Desktop 20.04"
この忌々しいバグは5 年以上未解決のままだが、上にある通り、200 % のスケーリングを避けたら回避できた。"How to Enable Touchpad Gestures in Ubuntu 22.04 on Xorg Session"
この方法で、touchegg
を PPA から入れて、gnome-shell-extension-manager
で X11 gestures を有効にすることにより、3 finger gesture でワークスペースを切り替えたりできるようになった。満足。Gigabyte Aero16 OLED の画面の明るさ調節 Fn+F3/F4 が Linux では動かないので、
xrandr --verbose | awk '/connected primary/ {disp=$1} disp!="" && /Brightness/ {system("xrandr --output "disp" --brightness "$2-0.1);exit}'
というスクリプトを Win+F3 に割り当てた。Win+F4 も同様(+0.1)。
Fn+F3/F4 はxev
で見てもacpi_listen
で見ても、キーイベントとして取れなかった。なお、上のスクリプトはxrandr
が hack されたり、ディスプレイ名に悪意のある文字列が埋め込まれると危険である。分かって使うように。Thunderbird で HTML メールを無効にするには、全体設定で Sending Format を
Only Plain Text
にするだけじゃなくて、アカウント設定の方にあるCompose messages in HTML format
も無効化しないといけない。そうしないと、送られるメールはともかく、メール編集画面に書式関係のボタンが並ぶ。"laptop fails to suspend or hibernate (wakes up after 2-5 seconds without user interaction)"
この問題が発生し、スリープしてもすぐ目覚めてしまう状態になり、記載にある通り/proc/acpi/wakeup
の全項目をdisabled
にすることで直った。
sudo sh -c "echo XXX > /proc/acpi/wakeup"
は繰り返すたびに enabled/disabled が入れ替わる。どれが犯人だったか特定しようと一つずつ enabled に戻したり、再起動(全部 enabled に戻る)してみたのだが、今度は問題が再現しなくなってしまった。キーボードバックライトを Linux から制御する方法が分からない。ACPI 関係のところには出てこないようだ。幸い、Windows の方で一度調節すればシャットダウンして再起動しても維持されるからなんとかなりはするけど。Wireshark で USB をキャプチャできるのを使い、Windows 上で明るさを変えている時のそれらしいパケットをキャプチャした。ただ、これを Linux から再現するには libusb を学ばなければ……と思っていたのだが、実は普通に Fn + Space でオンオフできたw
未解決: Google Chrome で YouTube に行くと勝手に画面の明るさを変えられてしまうのだが、どうやったら無効にできるのかしら。
未解決: Ubuntu で CapsLock も Ctrl になるように設定していているのだが、TurboVNC で先方には CapsLock のまま伝わる謎。Mac OS で同様の設定をした場合はそんなことないのに。
読んだ
- CNN "Man with paralysis walks naturally after brain, spine implants"
ここまで来たかという感じ。
なお、歩行も大事だが、呼吸をこうやって電極刺激で実現できないのかな? 横隔膜ペーシングというのがあるけど、中枢と連携させて咳なども実現できれば、誤嚥性肺炎などの合併症を減らせそうだ。