読んだ
BBC "Austrian train plays Hitler speech over loudspeaker"
オーストリアの鉄道の車内放送が乗っ取られ、ヒトラーの演説が放送されたらしい。確かに脆弱性とかありそう。BBC "A new life for London's lost rivers"
ロンドンで護岸工事されたり暗渠にされたりして失われた自然の川や沼地を復活させようという取り組みの紹介。こういう活動に理解が集まるのがイギリスの好きなところ。- bourne: 流れ(昔の単語)
- hamm: 中洲(? 昔の単語)
- berm: 川の中ので流れを妨げるもの
- otter: カワウソ
- wade: ぬかるみを歩く
あと、"the city is a myriad of waterways" という表現が面白かった。has じゃなくて is でいいんだって。
青空文庫で中谷宇吉郎「安倍さんとタゴール」を読んだ。
安倍能成(あべ よししげ)は昔の学習院院長(Wikipedia によると Duhring 疱疹状皮膚炎という日本では稀な自己免疫疾患で亡くなっている)、タゴールはノーベル文学賞をとった詩人らしい。それはともかく、この時代のアメリカは理想に燃えていて、今のアメリカと違って結構好き。Nature "Conquering Alzheimer’s: a look at the therapies of the future"
抗アミロイド抗体だけではない。tau に対する抗体の併用や、(単独では効果がなかった) beta-/gamma-secretase inhibitor を抗体療法でアミロイド量を減らした後の維持療法として使う案など。Science "Targeting the undruggable"
腫瘍の chromosome instability (CIN) を標的とする治療法を開発してるベンチャーの人のエッセイ。この手の文の常で、ポジショントークっぽくて微妙。いくら調達したかなんて科学誌に書くなよ。
知り合いが構造解析していた cGAS-STING や ENPP1が出てきて驚いた。Kif18a inhibitor というのが唐突に出てきて、上記の経路にどう関係するのか説明がない。Science "Some animals make plant sterols"
植物の sitosterol (C29)を始めいろいろなステロール類があるのに、動物は C27 の cholesterol しか使わないと思われていたところ、一部の動物は他のステロールも合成することが判明。検出したステロールが食物に由来する可能性を防ぐため、共生細菌からすべての栄養をもらっているため消化管を持たない環帯類を研究したというのが面白い。なろうで「港区お嬢さま系 V チューバー (埼玉生まれ埼玉育ちの幼馴染み)が俺に泣きついてきたんだが」を読んだ。
Vtuber 要素が空気だし文体が独特だが、男の娘モノとして面白い。