rsync が余計な上書きを繰り返す

大学の Linux 環境で、ホームディレクトリ(実態はファイルサーバ上)から、FAT32 でフォーマットされたUSBメモリrsync -av でファイルをバックアップしている。すると、ファイルスタンプが同じであるにも関わらず、決まって上書きされるファイルがあることに気がついた。しかも不思議なことに、続けて rsync を繰り返すと上書きは起きない。そのくせ、一旦ログアウトしてログインしなおしてから rsync すると、また上書きが起きる。

どうやら、ファイルシステム間で日付の精度に違いがあり、その誤差によってファイルが更新されたと判断されてしまうらしい(FAT32のほうが精度が低い?)。--modify-window=1 をつけて、1秒未満の誤差を無視するようにしたところ、上書きしないようになった。