記憶をダンプしておく

思い出を書き出していこうと思った。1つ1つにオチをつけて「面白い読み物」を書こうと思ったり、教訓めいた結論を引き出すのが目的ではない。昔話の常で説教臭くなってしまいがちだが、なるべくそうならぬように努力する。動機はむしろ、私が死んだら消えてしまう記憶を、ネットに放流しておくことで永続化したいと思ったのだ。そういう意味で、これは自意識拡大の欲望の産物に過ぎないのかもしれない。

昔話は美化されると言うし、そうでなくとも昔のことは曖昧である。面倒な資料考証をしているわけでもない。今、私の記憶にあることを、主観的なままダンプしていく。

このシリーズは[昔話]カテゴリをつけることにする。

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