数学入門コース2日目

数学入門コース2日目は、微分積分→連続分布→統計検定→多重検定を3時間で。相変わらず早いペースだ。

微分積分は、微分の定義から始まって x^2 を定義に基づいて微分したあと、他の代表的な微分を表で提示。線形性・chain rule などを証明なしで紹介するという感じ。ここまで10分。講師は数学者ではないので、連続性がどうとか厳密な扱いはせず、あくまで「道具として使う」ための講義に徹している。

受講者に全く微積分を知らない人がいるとは思えないが、それでも、高校で徹底的に反復練習させる日本とは違って、体に染み付いていない者は多そうだった。それを10分くらいの講義で流してしまって、あとは課題による自己学習に任せるわけだから、ペースは早いといえよう。統計検定については初見の者も多そうだった。かなり抽象的な概念であるから、自分が何も知らないで講義を受けていたら……と思うと、ついていけたか分からない。